マイホームの買い時を見極めるポイントは?
住宅の買い時を見極めるポイントには、次の2つがあります。
■住宅を取り巻く「市況と政策」
■個人のライフプラン
住宅を取り巻く「市況と政策」とは?
住宅を取り巻く市況のチェックポイントは、価格・供給・金利の動向です。
まず、現在の金利は、小刻みな変動はあるものの、低い水準で推移しており、本格的に景気が回復するまでは、しばらくは現状のまま推移するものと思われます。
また、住宅取得に関わる政策の目玉は、住宅ローン控除の拡充ですが、本来であれば2008年で終了する予定であった住宅ローン控除が、不動産取引を活発化させるために5年間延長されています。
これら、すなわち市況面と政策面を見ますと買い時のサインが点灯しているといってもよいのかもしれません。
個人のライフプランとは?
個人のライフプランというのは、マイホームが欲しい、子供が小学校に入学する前にマイホームを持ちたいなど、自分と家族の夢や人生設計において住宅を購入する必要性があり、資金計画もしっかりとできていることを指します。
なので、もし資金計画がきちんとできているということであれば、市況・政策ともに追い風が吹いている現在は買い時といえます。
資金計画は重要なポイント?
前述した中でも資金計画は最重要ポイントといえます。
現在のように、雇用不安が高まり収入の増加が期待できない状況においては、資金計画に無理がないかどうかを十分に検討する必要があります。
また、共働きをする、副業を持つなど、将来的に収入が激減しないようにする手段を考えて、できることから実行していくことも大切です。
よって、住宅展示場や内覧会に行く予定を立てている場合には、「個人のライフプラン」について、家族とよく話し合ってから出かけることをおすすめします。
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