元利金等返済と元金均等返済の押さえておきたいポイントとは?
元利金等返済と元金均等返済とでは、次のような違いがあります。
■元利金等返済は、元金と利息の合計が均等になる返済方法で、毎回の返済額は一定になります。
■元金均等返済は、均等に割った元金に対して利息がかかりますので、返済が進むにつれて返済額が減っていきます。
■元利金等返済の方が一般的であることから、モデルルームやモデルハウス、銀行などでのシミュレーションに用いられます。
元利金等返済の仕組みは?
元利金等返済は、元金と利息の合計が毎回一定になるように割合を調整したものです。
なので、返済当初は残っている元金が多いため、毎回の返済額を一定にするために利息部分が大きくなります。
元金均等返済の仕組みは?
元金均等返済は、元金を均等にして、残っている元金にかかる利息をプラスしていくものです。なので、返済当初は残っている元金が多いため、それにかかる利息が大きくなります。
しかしながら、元金が減るにつれて利息も小さくなっていくことから、返済額は減っていきます。
元利金等返済と元金均等返済をどちらを選んだらいいの?
元利金等返済は、返済額を抑えながら一定額を返済していきたい人に向いています。
一方、元金均等返済は、早めにローン残高を減らして、将来の返済をラクにしていきたい人に向いています。特に、子供が小さく、今後教育費が増えていく見込みの人には元金均等返済が適しています。 |