住宅ローン控除ガイドU(2010-2011)



将来的に金利上昇リスクのある金利タイプは?

それぞれの金利タイプの特徴は?

次のような特徴があります。

全期間固定金利型
⇒ 完済まで金利は変わりません。
変動金利型・短期の固定期間選択型
⇒ 借入時の金利の適用期間が終了するとその時点での金利が適用になることから、借入時には将来の金利はわかりません。

将来的に金利上昇リスクのある金利タイプは?

次のように、全期間固定金利以外のローンは、将来的に金利上昇リスクがあるといえます。

<将来的に金利が上昇するケース>
全期間固定金利型
⇒ 金利の動向に関わらず、完済まで金利は変わりません。
⇒ 返済額も返済スタート時と同じです。
変動金利型・短期の固定期間選択型
⇒ 借入時よりも高い金利になります。
⇒ 返済額はアップします。

なお、金利の上昇幅によっては、金利が高めの全期間固定金利型よりも、変動金利型・短期の固定期間選択型の方が総返済額が多くなることもあります。

<将来的に金利が下降するケース>
全期間固定金利型
⇒ 金利の動向に関わらず、完済まで金利は変わりません。
⇒ 返済額も返済スタート時と同じです。
変動金利型・短期の固定期間選択型
⇒ 借入時よりも低い金利になります。
⇒ 返済額はダウンします。

なお、今よりも大幅に下降することで、金利が高めの全期間固定金利型との総返済額の差はますます大きくなることもあります。


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