住宅ローン控除ガイドU(2010-2011)



段階金利型・金利ミックス型の仕組みは?

段階金利型の仕組みは?

段階金利型の特徴としては、次のようなことがあげられます。

■金利が途中で変更されるものの、変更後の金利も当初に決定されています。
■返済額は、最初は低めの金利なので低めになっています。
■金利は、最初は低めの固定金利が設定されています。

段階金利型は、旧住宅金融公庫の融資が代表的ですが、フラット35Sも段階金利型といえます。

段階金利型ですと、変更後の金利も借り入れ当初に決まっていますので、予想以上に返済額が増えたということもなく安心です。

ただし、低い金利のときの返済額を基準に資金計画を立ててしまうと、金利アップ後が大変になってしまう可能性もありますので、借入額は慎重に決めたいところです。

金利ミックス型の仕組みは?

金利ミックス型というのは、固定金利型と変動金利型を組み合わせて借りるタイプで、次のような特徴があります。

■5年後に返済額が見直され、増える可能性があります。
■変動金利型部分の占める割合が小さければ小さいほど、返済額全体の上昇は抑えられる傾向にあります。

金利ミックス型には、変動金利型と固定期間選択型のミックスというパターンもありますが、組み合わせや割合によって返済額もメリットも変わってきます。

なお、金融機関によって金利の組み合わせに制限があるなどの条件が異なりますので確認するようにしてください。


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