住宅ローン控除ガイドU(2010-2011)



固定と変動、今後の金利でどう違う?

固定金利と変動金利を選ぶポイントは?

固定金利にするか、それとも変動金利にするかの選択については、次のような点に注意したいです。

■今後の金利推移は予測できませんから、総返済額が最も少ない資金計画というのは、完済時にしかわかりません。
■超低金利時代には、返済期間の長い人ほど金利上昇のリスクがありますので、返済額の上昇に備えておきたいです。
■住宅ローンというのは、長期にわたって返済してものですから、損得よりも安心して付き合っていけるかどうかを優先したいです。

今後の金利予測による固定金利と変動金利の選択

今後の金利がどのようになるかによって、固定金利と変動金利は次のようになります。

今後金利は横ばいと予測される場合
⇒ 現在は、固定金利型よりも変動金利型のほうが低金利ですから、このまま金利に変化がなければ、総返済額は変動金利型のほうが少なくなります。
今後金利が上昇と予測される場合
⇒ 現在は金利の低い変動金利型であっても、今後の金利が上昇することで、固定金利型の返済額を追い抜く可能性があります。
⇒ 超低金利時代の現在は、この金利上昇リスクを常に考えておく必要があります。
今後金利が下降と予測される場合
⇒ 現在は固定金利型よりも金利の低い変動金利型ですが、今後の金利が下がれば、さらに返済額は少なくなります。
⇒ 現在は超低金利時代ですから、大幅な金利の低下は期待しないほうが無難です。


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