優遇金利とは?
銀行のホームページなどを見ていますと「店頭表示金利よりもマイナス1.5%」などと記載されているのを見かけたことがあるかもしれません。
今は多くの銀行が店頭表示金利よりも低い金利で融資するキャンペーンや優遇制度を設けています。
とはいえ、優遇金利を利用できるかどうか、あるいはどれくらいの優遇になるのかというのは、実際には審査によって決まります。
借りる人によって優遇の条件は違うの?
住宅ローンを借りる人によって、上記の優遇の条件は違ってきます。
つまり、銀行のホームページなどに表示されている優遇金利はあくまでも「最優遇金利」ですから、購入物件や人によっては優遇幅が小さくなる場合もあるのです。
なお、金利の優遇にも種類がありますので、将来の返済額を把握するためにも、借入先の銀行の場合はどうなのかをあらかじめ確認しておきたいところです。
優遇金利のチェックポイントは?
優遇金利については、次のようなことに注意しておきたいです。
■いくらマイナスになるのかという優遇幅だけでなく、店頭表示金利やその優遇がいつまで続くのかによって、毎月返済額や完済までの総返済額が異なってきます。
■パンフレットやホームページで公表されている優遇金利は「最大優遇金利」であり、実際にどれくらいの優遇が受けられるかは審査次第で、購入する物件や借りる人によって違ってきます。
■物件によっては、「最大優遇金利」よりもさらに優遇が上乗せされることもあります。また、頭金の割合が多い人や、金融機関が提携している会社に勤めている場合などでも、優遇の上乗せがあるケースもあります。 |