住宅ローン控除ガイドU(2010-2011)



最長何年返済まで可能なのか

最長返済期間とは?

住宅ローンの返済期間は、長期になればなるほど返済がラクになりそうです。また、不動産の広告などでは、返済額の試算に35年返済が用いられますが、この35年というのが最も長期の返済期間になるのでしょうか?

これについては、一般的には、次のどちらか短い方が最長返済期間となります。

■80歳までに完済できる期間
■35年返済

なので、例えば、50歳の人であれば、30年返済が最長ということになります。

また、35年よりも長い返済期間の住宅ローンとしては、一部の銀行ローンのほか、フラット50という50年返済が最長の住宅ローンがあります。

50年返済のデメリットは?

50年返済ですと、毎月返済額が少なくできそうですが、いいことばかりではありません。

確かに、同じ借入額、同じ金利であれば、返済期間が長いほど毎回の返済額は少なくなりますが、長い返済期間で、固定期間を長くすれば、金利は高く、利息も多くなるからです。

つまり、返済総額が多くなってしまうということです。また、変動金利の場合は、返済期間が長いほど金利上昇のリスクも高くなります。

なお、銀行ローンの場合は、金利や保証料、フラット35や50にした場合は団信保険料が、返済期間が長くなるほど多くかかります。


優遇金利の注意点は?
返済期間が長くなると総支払額が増える?
理想の返済期間は何年か?
2つの返済期間の組み合わせ方
ボーナス返済の活用方法は?
最長何年返済まで可能なのか?
返済期間の注意点は?
短期と長期のローンは組み合わせ可能?
返済期間の変更は可能?
元利金等返済と元金均等返済はどこが違う?

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