元利金等返済というのは、毎回の返済額が同じになるように、元金と利息の割合を調整している返済方法です。わかりやすくいうと、元金と利息の合計が均等ということです。

一方、元金均等返済というのは、元金を毎回均等にする返済方法です。

元金均等返済によると、返済がスタートした頃は残りの元金が多いので、かかる利息が多くなり返済額が高めになります。

なので、同じ金額を借りるのであれば、元利金等返済のほうが、当初の返済額は少なくなります。

なお、元金均等返済のほうは、返済が進むにつれて利息が減っていきますので、毎回の返済額は次第に減っていきます。

モデルルームや金融機関でのシミュレーションは、元利金等返済で行なわれることがほとんどです。元金均等返済については金融機関によっては採用していないところもあります。

ボーナス返済のポイントとしては、次のようなことがあげられます。

■年収に占めるボーナスの比率が高く、安定して支給される人は、ボーナス返済利用が向いています。
■転職などでボーナス支給額が変わったら、ボーナス返済をなくすなど返済途中の変更が可能です。
■ボーナス返済に頼りすぎないように注意したいです。毎月返済のみにしても、返済していける借入額にしたいです。