定年退職時までに完済できる返済期間に
住宅ローンの返済期間というのは、長くしすぎると総支払額が増えてしまいますが、逆に、短くしすぎると毎月返済額が増えてしまいます。
では、理想的な返済期間はどれくらいなのでしょうか?
まず住宅ローンは、定年退職時までに完済できる返済期間にするのが理想的です。
これは、退職すると、収入は年金のみになり現役時代よりも減る人が大半だと思われますが、減った収入の中からローンを返済するのは負担が大きいからです。
返済期間は何年単位で選択可能?
返済期間は1年単位で選べる金融機関が多いようです。
1年短くなるだけでも利息が減らせますから、返済期間はできるだけ短くしておくのがよいと思われます。
返済期間の短縮は条件変更でもできるの?
返済途中で家計に余裕が出てきたら、貯金をして繰り上げ返済をするという選択もありますが、まとまった資金が貯まるまでは時間がかかるものです。
もしも家計の余裕がずっと続くようでしたら、毎月返済額を増額して返済期間を短縮する条件変更も検討してみたいです。
ちなみに、返済期間を1年短く設定しても、毎月返済額の差は数千円程度なので、繰り上げ返済で1年短縮するための資金を貯めるよりも、毎月数千円を多めに返済する方がラクかもしれません。
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